分解実験室 2003/10/15更新  Home Back


■Dynabook分解修理(放熱FAN配線)
最近のノートパソコンには小さなFANが付いていて、放熱するようになっているのですが、このFANがいつの間にか回らなくなっていたので、分解して修理しました。
ノートパソコンの分解は、細かいネジがたくさんあるので、取り外した順番に、ネジを並べていきます。
最近では、枝豆タイプの小皿に順番に並べていく方法をとっています。
最後にネジがあまったりしたら大変ですからね。
全部ばらしたところです。
Dynabookは裏面のネジを全部はずして、キーボードを外し、ディスプレイまで外すとメインボードが現れます。
FAN周辺にある、熱に反応して回路がONになる部分の電子部品が壊れているようです。
FAN自体には損傷などはないようです。5V供給するときちんと回転してくれました。
常時回転するように、極細ジャンパー線を5V電源から取ってくることにしました。
5Vをとってくるのに一番簡単なのがUSBコネクタ部分の+5V電源です。
USBコネクタでは、通常500mAまで出力することができます。
このままでは電源が入れられないので、一度仮組みして、電源を入れて、回転を確認します。

その後、半田付けした部分が振動で剥離しないように、接着剤で固めてしまいます。

IBMThinkPadのCPUを自分で交換したことがあります。
CPUの足の細かい半田付けをやりましたが、神経が磨り減ってほんとうにくたびれました。もうあれはやりたくないな。

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