パソコン基盤のイメージ

電源ユニット不良、交換修理の方法

電源ユニットの故障
電源ユニットは、デスクトップパソコンの場合家庭用100Vの電圧から、パソコンの基盤用に12V、5V、3.3Vなどの電力を供給しています。
通常300W〜400W程度の容量で十分ですが、HDDを4台搭載したり、グラフィックカードを2枚搭載したりする場合は、600W程度の高容量のタイプが必要となります。


この電源ユニットが故障すると、起動中に電源が落ちてしまうとか、電源ランプが点滅して起動しない、電源スイッチを押しても全く反応しないなどの症状が起こります。



電源ユニットはなぜ壊れるのか
電源ユニットに使われている電圧を安定供給させるためのコンデンサという部品が実は劣化の早い部品で、通常105度まで耐えられ、20,000時間の寿命というのが普通です。20,000時間というのは24時間連続稼動させると3年持たないということです。実際は、動作温度にかなり左右されます。ホコリが溜まった状態で、電源ユニットの冷却が十分に行われないと、寿命がさらに半分以下になり、ホコリも無く夏場もあまり高温にならないような快適な環境ですと数倍長持ちするものです。


毎日問題なく使っていて、2〜3年使用し、1回停電したというだけで電源ユニットが壊れて全く電源が入らなくなったなどということはよくある話です。
電源ユニットもやはり消耗品の一部と考えてよいかと思います。


デスクトップパソコンの分解解説ページはこちらです。分解して掃除する際には、内部の構造を理解してから作業すると安心です。



故障状況

パソコンの電源ケーブルを接続するだけで電源ランプがオレンジ色に点滅したり、電源ランプがまったく点灯しないなどの症状が出ます。

起動後数分で電源が勝手に切れてしまうなどの場合も電源ユニットの不良が疑われます。

富士通の一体型パソコンT90シリーズなどでは、画面のバックライトが点灯しないなどの症状も電源ユニット故障が原因のケースが多いです。



NECのMATEシリーズでは、電源ユニット基板のコンデンサ不良が多く出ています。不良コンデンサパーツの交換と内部クリーニングでパソコンが生き返ります。

パソコン内部写真


電源ユニットの故障。

簡易診断方法
電源ユニットのすべての配線をコネクタから取り外し、単体でテストを行います。
マザーボードへ接続するコネクタの緑色のケーブルがPower-ON信号になっていることが多く、このPower-ON端子を黒色のGNDに接続すると電源ユニットをONにすることが出来ます。
電源ユニット単体でONにさせて出力電圧を測定することが出来ます。(この場合は無負荷テストとなります。)
パソコンの電源ユニットFMV-T90シリーズ用
↑富士通のFMV-T90シリーズ用の電源ユニット


スリム型PC用電源ユニット
スリムタワー型のSFX電源



修理箇所

不具合の原因がコンデンサ劣化の場合はコンデンサの交換で修理可能です。
日立AW33、AW35、AW37シリーズはMOS-FETとダイオード、ヒューズの交換で直ります。

NECのPC-MJ26、MJ28、MJ30、MJ32シリーズなどはコンデンサ交換、MY25、MY26、MY28、MY34シリーズなどはマザーボードと電源ユニットのコンデンサ交換が多いです。

富士通一体型パソコンT50G、T90G、T90H、T90J、TX70M、TX90Lなどは電源ユニットのコンデンサ交換の故障が多発しております。

この場合は、コンデンサを日本製の高品質なものに交換する修理となります。



電源ユニットのコンデンサ交換修理
コンデンサ以外のICやチップ部品の不良の場合は、電源ユニットを交換します。タワー型などの場合は現在使用している電源容量よりも余裕のある電源ユニットに交換すると安心です。

電源ユニットは、比較的故障の多い部品です。消耗品と思っていたほうが良いかも知れません。
汎用電源ユニット
タワー型の汎用電源350W程度〜1200Wなんていうのもあります。




修理費用

▼お見積
診断料 2,000円(税別)
電源交換作業 6,000円(税別)
部品代 7,350円〜9,450円程度
合計金額 15,000円(税別)〜17,000円(税別)程度

コンデンサ交換の場合は14,000円(税別)程度。



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