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NEC Lavie電源が入らないと言うが / kaneko :DEL /RES
古いWindows98のパソコンですが、NEC Lavie LU50L/Sというノートパソコンの電源が入らないということで修理のご依頼です。

HDDのデータを消さないようにということだったので、まずは分解してHDDを取り外し、HDDとパソコン本体と動作チェックを行います。

パソコンは、電源が入り通常通りBIOS設定画面も開けました。
再起動を何度か行いましたが起動は問題なさそうです。

HDDをチェックすると不良があり、コピーすることに。

HDDの容量は10GBです。コピーにかかる時間は10分弱のはずですが、エラーがあるため、コピーの所要時間は延びていきます。2時間ほど経過した段階で76%という表示が出ていました。

その後はなかなかコピーが進まず、結局5時間ほど経過したところで途中で止めて、動作を確認してみました。100%終わらなくてもソフトやデータが入っている部分がコピー出来れば起動出来るはず。

無事に起動は出来ました。

しかし、電源が入らないという症状が確認出来ていません。

もしかして・・・とCPUファンの回転音を確認すると音が出ていません。ファンの排気部分からの風も出ていない状況です。
キーボードを外してCPUのヒートシンクを直接触ってみるとかなりの高温になっています。
なるほど、CPUファンが回らずに熱暴走で電源が切れて、そのため電源が入らない状況になっていたようです。

CPUファンを交換して、起動させるとファンがちゃんと回って風も出てくるようになりました。

念のため15時間以上連続で起動させましたが、問題ないようです。

このパソコンは生産ラインの機器の制御用に使用されていたようですが、何とか直って元通りに動作させることが出来ました。

今回も「生産ラインが止まってます」というプレッシャーに負けず、無事解決できてよかったです。

添付【IMG_4991.JPG】(89 kb)
 2012/12/19 (Wed) 12:25

デスクトップパソコンで負荷をかけると電源が落ちる / kaneko :DEL /RES
今回のパソコンはデスクトップパソコンでPrimePCというショップブランドのBTOパソコンです。

H55DE3というマザーボードで、グラフィックカードにはGeForceGTS250が搭載されています。

負荷がかかると電源が落ちるという症状なのですが、中を開けてみるとCPUファン、グラフィックファン共にホコリがびっしりです。

まずはクリーニング前に動作チェックを行いますが、CPUの温度が82度まで上がります。

クリーニング後は同じ作業を行って67度という結果になりました。

このパソコンのCPUはCorei7-870(2.93GHz)で、MAX99度まで耐えられるようです。

弊社でテストした際には、グラフィック用のベンチソフトを稼動させて計測したのですが、使用中に落ちるほどというと、さらに負荷がかかっているのでしょう。一体どんな作業をしているのか・・・?


ファンにホコリが溜まったまま使用すると、CPUだけではなくマザーボード上のコンデンサなどいろいろな部品が高温になって、不良の原因となります。
年末の大掃除のついでに、パソコンも掃除したほうが良いですね。

添付【IMG_4974.JPG】(126 kb)
 2012/12/18 (Tue) 11:16

IODATA LANDISK HDL-C1.0読み出せない修理 / kaneko :DEL /RES
ネットワーク用ハードディスクが接続できなくなったということで、金曜の朝電話が入った。
佐倉市のお客様で、すぐに修理に伺った。

電源を接続して、電源ボタンを押すと、赤いランプが数回点滅して消えてしまう症状。

機器自体はほんのり温まっているので、HDDは回転しているようだ。

HDDを取り出して、エラーを確認すると、稼働時間23,573時間。ハードウェアECC検知エラー回数176,565となっている。他のエラーは出ていない。
稼働時間からすると、3年弱で壊れてしまった計算です。もう少し長持ちしてくれれば良いのに。

幸いデータの読み出しは出来そうだ。

仕事でそのまま使えるように新しいLANDISKを用意して、データを移動した。

前と同じ状況で使用できるように設定を以前と同じ状態にして、再び設置に伺った。午後2時過ぎには今までどおり仕事が出来るようになった。

今まで一度もデータのバックアップをしたことが無いということだったので、担当者にバックアップの方法をご案内しました。

バックアップ先のHDD内に、「バックアップ」というフォルダを作り、その中へバックアップ作成日のフォルダを作成する。
作成したフォルダへ、大事なデータをバックアップ元からドラッグしてコピーするだけだ。

バックアップは、最新の2個だけ保存し、古くなった日付のフォルダはゴミ箱へ。

私のバックアップのとり方はそんな感じ。

バックアップ用のソフトはいろいろとあり、差分だけ保存してくれるものなど、便利な機能を持つものもあるが、ソフトにはバグやエラーがつき物なので、私はバックアップ作業にはソフトは使わない。


金曜日には、他に2台の外付けHDDが修理で送られてきた。
1台はUSB接続のタイプ、もう一台がネットワーク対応のBUFFALOのLINKSTATION LS-L500GLです。

USBタイプの方は、カツンカツンという音がしてファイルの読み出しが出来ない状態で、物理的な破損が重度のようです。残念ながらデータの取り出しは出来ませんでした。

LS-L500GLは、回路の修理で無事認識できるようになりました。

ネットワーク対応のHDDは、Linuxのファイルシステムの場合もありますが、弊社ではLinuxのファイルシステムでもデータの取り出しが出来ます。

添付【IMG_4967.JPG】(139 kb)
 2012/12/17 (Mon) 10:08

SONY USBメモリの折れた修理 / kaneko :DEL /RES
SONYのUSBメモリが折れ曲がってしまって、パソコンに認識できなくなっているのを修理しました。

分解して、USBメモリの基盤を取り出すのですが、このメモリは分解するのがちょっと難しいです。薄いプラスチックを帯状に切ったものを隙間に差し込んで分解します。

やりにくいときはニッパーで切りますが、内部の基盤の電子部品を傷つけないように注意が必要です。


分解した後は、実体顕微鏡を使って、半田が割れた部分や、プリント基板の回路パターンのはく離している部分を見つけて、極細ジャンパー線で補修します。

このように折れ曲がってしまったものは大抵データを取り出すことが出来ます。最近の復旧率は90%です。
データの取り出しは1〜2日で完了します。


折れていないのに、突然認識しなくなった場合は、メモリICチップの不良の可能性が高く、修理できないケースが50%程度あります。

まずは、無料見積からお問い合わせください。

添付【IMG_4844.JPG】(48 kb)
 2012/12/13 (Thu) 17:59

pass:

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